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2009年度第3回研究会 |
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インドネシア高等教育の発展におけるイスラーム私立セクターの役割――1950年代〜60年代のインドネシア・イスラーム大学(UII)とシュハダ・モスクに着目して
中田 有紀さん(東洋大学法学部企業法学科)
□ 日時 2009年6月15日(月) 18:10〜19:40
□ 場所 東洋大学白山校舎 5401教室
□ 要旨
インドネシアの高等教育の機会拡大には、私立セクターが重要な役割を果たしてきたことが指摘されてきた。しかし、私立セクターが果たした役割とは、教育機会の量的な拡大に限定されるものではない。高等教育の質の充実・発展の支えとなる役割も果たしてきたといえる。本発表では、インドネシアの高等教育の発展に、イスラーム私立セクターが果たしてきた役割について、1950年代〜60年代におけるジョグジャカルタの私立インドネシア・イスラーム大学とシュハダ・モスクに焦点を当てて考察することを目的とする。政治・社会の変化に対応しながらも、個人や財団などのプライベートなイニシアティブは、高等教育の発展を支えてきたことを明らかにする。
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