2013年度第2回研究会
南部アフリカ農民の生計変化――紛争国周辺農村を生きるアンゴラ移住民の60年から

村尾るみこさん(東京外国語大学研究員)

□日時 6月24日(月)18時10分〜
□場所 東洋大学白山キャンパス 8305教室
       (地下鉄東京メトロ本駒込駅、または都営地下鉄白山駅)
       http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html        
□要旨
 アンゴラ移住民は、南部アフリカの紛争国アンゴラから隣国ザンビアの農村へ紛争を理由に移住した人びとである。彼らは、ザンビアへ移住した後、今日に至るまで、ナショナル・グローバルレベルでの政治経済変化のなかで土地利用などに関する制約を受けている。本発表は、アンゴラ移住民の生計戦略にみられる創造性に注目し、政治経済変動下のアフリカ農民にみられる諸特徴を検討するものである。特に、1)農耕技術の改変、2)現金稼得活動の創出に注目し、移住先社会の厳しい環境で「粗放的」な農耕を基盤としながらニッチに入り込む戦略について総合的に考察する。

※終了後、白山近隣で懇親会を予定しております。



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