2013年度第3回研究会
ラオスの歌掛け「カップ・サムヌア」の今

梶丸岳さん(日本学術振興会特別研究員)

□日時 7月22日(月)18時10分〜
□場所 東洋大学白山キャンパス 8305教室
       (地下鉄東京メトロ本駒込駅、または都営地下鉄白山駅)
       http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html        
□要旨
 ラオスでは主要民族であるラオ族によってカップラムと総称される掛け合いによる民謡が盛んに行われてきた。だがこれまでラオス南部や東北タイのイサーン地方におけるカップラムのモノグラフが数本あるのみで、ラオス北部の歌掛けについてはほぼまったく報告がなかった。本発表は昨年度から行っている調査の中間報告として、ラオス北部ホアパン県で歌われる歌掛け「カップ・サムヌア」が歌われる社会的環境について、特に歌掛けの場と歌い手間のネットワークに注目しながら提示する。また掛け合いの内容についても現地で撮影した映像を紹介しながら概略的に示す。この作業を通じてラオスにおける歌掛けがどういうものなのか、その歴史的変遷を含めて現在分かっている範囲で明らかにしていきたい。

※終了後、白山近隣で懇親会を予定しております。



白山人類学研究会世話人
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