2014年度第3回白山人類学研究会
Amatilas Omi Kamisamaの登場――台湾原住民族への教化事業とキリスト教「改宗」

岡田 紅理子さん(上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士後期課程)

□日時 10月20日(月)18時10分〜
□場所 東洋大学白山キャンパス 8305教室
       (地下鉄東京メトロ本駒込駅、または都営地下鉄白山駅)
       http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html        
□要旨
台湾の先住民族(通称、原住民族)の間では、戦後その8割近くがキリスト教徒になったといわれている。この状況を読み解くために、本報告では日本統治時代の教化事業に注目したい。まず当時の宗教的施策、蕃人公学校等での教育を中心に概観する。そして2012年から2年間おこなった調査を踏まえ、原住民族最大グループ「アミ」に生じた当時の世界観の変動を考察する。以上をとおして先行研究が等閑視してきた、戦後の原住民族のキリスト教「改宗」に日本統治時代の教化事業が与えた影響を検討したい。


※終了後、白山近隣で懇親会を予定しております。



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