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2017年度第3回白山人類学研究会 |
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シンガポールのヘリテージ・ツーリズムとエスニック・アイデンティティ――プラナカン文化の表象と消費をめぐって
平島(奥村)みささん(東洋大学社会学部教授)
□日時 2017年6月19日(月)18:15〜
□場所 東洋大学白山キャンパス 8305教室
(地下鉄東京メトロ本駒込駅、または都営地下鉄白山駅)
http://www.toyo.ac.jp/access/hakusan_j.html
□要旨
シンガポールでは近年、文化遺産政策と並行してヘリテージ・ツーリズムが発展している。本報告ではその中でもプラナカン文化について取り上げる。プラナカン文化は19世紀から20世紀初頭に頂点を極め、第二次大戦後急速に衰退したが、再び脚光を浴びている。プラナカン文化復興・継承活動が盛んになる一方、コマーシャリズムの波に消費され、文化的正統性を損なう懸念も出てきた。また、このような「第4の文化」が内外に認知されることで、シンガポール多民族社会の在り方にも変化が生じている。本報告を通して、ポスト・リー・クアンユー時代に入ったシンガポールの新しい文化状況についても分析を試みたい。
※終了後、白山近隣で懇親会を予定しております。
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白山人類学研究会世話人
代表:松本 誠一
運営委員: 植野 弘子 長津 一史 山本 須美子
お問い合わせは、研究会事務局hakusanjinrui=gmail.com(=を@にかえてください) まで。 |
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