第9号 2006年3月 |
末成道男教授退任記念号 |
植野弘子 |
巻頭言 |
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Matrilineal Descent Rule and Land Inheritance of the Cham in Vietnam |
Thanh Phan |
ベトナム・チル集団の婚礼の変容――花婿代償を中心に |
本多守 |
中国東北地方の民間信仰――地仙信仰を中心に |
劉正愛 |
風水は「超道徳的な技術」なのか? ――中国宋代〜清代の風水理論における「地理」と「天理」の交渉 |
水口拓寿 |
女性たちにとっての出産の近代化 ――鹿児島県肝属郡K市とN町におけるインタビュー調査から |
橋本美幸 |
出羽三山信仰の祖霊供養的側面 ――宗教法人・教団による出羽三山登拝を事例として |
平山眞 |
文芸作品にみる国立ハンセン病療養所の恋愛と結婚 ――自治会機関誌『姶良野』の分析から |
山本須美子 |
離島における第一次産業の実態と課題――八丈島を事例として |
對馬秀子 |
民俗知の生成――在日コリアンのシャーマニズムの事例から |
宮下良子 |
日本籍コリアン・ダブルの現状――聞き取り調査から |
井出 弘毅 |
書評:秦兆雄著『中国湖北農村の家族・宗族・婚姻』 |
田村和彦 |
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第8号 2005年3月 |
巻頭言:ハンセン病療養所での人類学的調査 |
山本須美子 |
ハンセン病療養所における結婚と子供――H園における女性入所者の語りから |
山本須美子 |
地域アイデンティティの模索と宗教政策――河北省趙県龍牌会の祭祀活動を例として |
田村和彦 |
日系新宗教の「第三の地域」における受容――中華民国生長之家伝道教会における日本中心主義をめぐって |
寺田喜朗 |
「遺産」を担う、もう1つの主体像――スペインの世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路」に関わるボランタリー・アソシェーションの事例から |
竹中宏子 |
過去の未来?
――観光開発における東巴文化の新転機 |
宗暁蓮 |
台湾プユマ族のマガヤウ(年越しに行われる共同狩猟・喪明け儀礼)――35年ぶりの再調査で見えるもの |
末成道男 |
ベトナム中南部少数民族の説話の分析(2) |
本多守 |
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第7号 2004年3月 |
巻頭言:新たな編集方針 |
末成道男 |
客としての鬼――中国浙江省象山県の事例より |
銭丹霞 |
本地宗族との関係からみた外来戸の移住について――陝西省関中平原地域の村落に関する事例報告 |
田村和彦 |
父系親族成員と部外者:ある漢人宗族の養子縁組 |
ジェームス・ワトソン(秦兆雄訳) |
〈かたる〉カミを巡る人類学的考察――山形県庄内地方における口寄せ巫女とカミオロシ |
平山眞 |
大正知識人の煩悶と自己形成――沼波瓊音の思索、信仰をめぐって |
土屋久 |
六十年代マラヤ華人社会における文学史創出期について |
舛谷鋭 |
ベトナム村落における儒教的要素 |
末成道男 |
トゥアティエン‐フエ省アルォイ県の《タオイ》族――地域集団パコーについて |
本多守 |
ベトナム中南部少数民族の説話の分析(1) |
本多守 |
白山人類学総目次 |
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第6号 1999年12月 |
巻頭言:年齢と人類学的調査 |
末成道男 |
宗教運動の社会心理学 |
大谷栄一 |
プロスポーツにおける身体構築――女子プロレスを事例として |
末成道男 |
北京東岳廟卯年廟会参観記 |
平山眞 |
台湾における日本新宗教信仰者のライフヒストリー ――成長の家、王恵美さんの事例 |
寺田喜朗 |
マンジュ(満洲)、旗人そして満族――民族集団の形成パターン |
劉正愛 |
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第5号1998年3月 |
七夕に関する日中比較研究――水との関連を中心に |
王彦 |
雲南彝族の地脈神信仰――中国西南少数民族における風水説受容の一側面 |
川野明正 |
韓国の民俗社会の情報伝達について |
金美榮 |
日本における祖先祭祀研究の再検討 |
平山眞 |
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第4号 1996年4月 |
中国における民族認定の綻び |
谷口房男 |
日本の出家者の結婚について |
塩原礼次郎 |
選択肢としての民俗文化――ドイツ民俗学におけるフォークロリスムスの論議をめぐって |
法橋量 |
四川東部農村の妻方居住婚――豐都県の現地調査から |
蕭紅燕 |
通過儀礼におけるかまど神 |
余瀾 |
シャーマニズムと女性を巡る考察 |
平山眞 |
「新ヴェール化現象」の文化的意味 |
寺田貴美代 |
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第3号 1995年7月 |
声低く語ること |
芳賀正明 |
川・牛・耕地――西部ザンビア、ロジ族の氾濫原農耕 |
岡本雅博 |
地域社会の敬語意識と敬語行動にはたらく社会的要因――愛知県西加茂郡小原村の調査から |
水野剛士 |
口寄せ巫女と霊魂観――宮城県北部地方の巫俗に関する一考察 |
平山眞 |
豐都県一村落の家族研究覚書――中国四川省東部のフィールドノートから |
蕭紅燕 |
民話が教える心の習慣――罪の文化と良心の呵責の文化 |
長野晃子 |
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第2号 1993年6月 |
日本民俗学と東洋大学 |
大島建彦 |
民話が教える心の習慣――『忠臣蔵』と遵法精神 |
長野晃子 |
畑作山村の仮親子関係――山梨県南巨摩郡早川町硯島地区北村・原村を例として |
立柳聡 |
コモリの作用――成田山参籠断食堂の事例より |
土屋久 |
志摩地方の墓参習俗について――三重県鳥羽市今浦の事例から |
蕭紅燕 |
厄落し――八丈島の事例から |
対馬(東)秀子 |
宗教的職能者の祭具をめぐる一考察――沖縄のユタのウコー(線香)の数に見る神観念、霊魂観 |
渋谷研 |
韓国人定期市像に出遭う |
檜山勝彦 |
韓国慶尚南道仙倉の父系親族 |
金美榮 |
韓国における契の一考察――慶尚南道仙倉マウルの事例を中心に |
奥間葉子 |
中国朝鮮族の民族相撲(シルム)の構造――ルールと技術の体系を中心に |
宇佐美隆憲 |
戦時期オランダの蘭印復帰構想――ウィルヘルミナ女王の12月7日ラジオ演説の周辺 |
山崎功 |
マレーシアの華語文芸誌「蕉風」について |
舛谷鋭 |
マレーシア華人の二重伝統と馬華文学 |
シエン・スクライ |
タイ東北部ルーイ県における村落組織とその変化――伝統的統合様式の形成過程を中心に |
酒井出 |
“仏教改革者”としてのモンクットに関する一考察 |
森部一 |
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第1号 1992年6月 |
「白山人類学」創刊に寄せて |
高橋統一 |
奥会津―畑作農村の社会構造――養子分家の機能を見据えて |
立柳聡 |
葬儀慣行における親族――三重県鳥羽市今浦の事例を中心に |
金美栄 |
タイ農村における村落組織とその変化――伝統的村落の形成過程とその近代化に伴う諸変化を中心に |
酒井出 |
研究ノート:チュラーロンコーン大学事情 |
チンスイモン・ブンヨン |
エスニシティ概念の再考――初源的紐帯をめぐって |
糸林誉史 |
世界の人類学 |
松本誠一 |
鳥羽市今浦のカネツケゴ |
東秀子 |
埋め墓と詣り墓 |
蕭紅燕 |
研究ノート:沖縄県具志堅の年中行事 |
小暮幸子 |
日本人と水との関係 |
木下芳隆 |
民話が教える心の習慣――個人と共同体 |
長野晃子 |
マレーシア華裔青年層のアイデンティティについて |
シエン・スクライ |
北マレーシアの華語文学――駝鈴とその周辺 |
舛谷鋭 |
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